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遠藤 章
Isotope News, (781), P. 3, 2022/06
日本原子力研究開発機構原子力科学研究所の研究用原子炉JRR-3は、2021年2月に10年ぶりに運転を再開した。その後調整運転を経て、7月から11月まで実験装置や照射設備の利用を行い、2021年の運転を計画通り終了した。この期間、Ir-192, Au-198を製造し治療用に供給するとともに、Mo-99製造に向けた試験照射にも着手した。これは、東日本大震災以降、国内で止まっていた原子炉によるRI製造の再開である。本稿では、JRR-3を利用した医療用RI製造の今後の取り組みについて紹介する。
前田 茂貴
no journal, ,
この研究の目的は、日本でのアクチニウム225の製造と高速実験炉「常陽」の利活用であり、概念研究においてアクチニウム製造の技術的基盤を確立することを目的とする。この概念研究では、高速実験炉「常陽」が十分な量のAc-225を生成できることを計算によって示した。また、最低限の改造で既存の燃料交換システムとPIE移送システムにより、照射されたRa-226を隣接するPIE施設に迅速に移送することができることを確認した。課題は、Ra-226の調達、Joyoの新規制基準適合後の運転再開、RIの使用、製造、廃棄のライセンス取得、および「常陽」でのAc-225製造の実証試験が必要なことが挙げられる。
前田 茂貴
no journal, ,
医療用ラジオアイソトープのひとつであり、昨今注目されているアクチニウム-225について、国産化への国内の動き、高速実験炉「常陽」を活用した製造に向けた研究開発計画及び進捗状況について報告する。
前田 茂貴
no journal, ,
医療用ラジオアイソトープのひとつであり、昨今注目されているアクチニウム-225について、国産化への国内の動き、高速実験炉「常陽」を活用した製造に向けた研究開発計画及び進捗状況について報告する。